丸駒温泉旅館は支笏湖の鏡面現象に関する千歳科学技術大学の研究に協力しています
千歳市の公立大学「千歳科学技術大学」と今年共同で取り組んでいた支笏湖の鏡面現象(風、波がなく鏡のような水面になる様子)を確率予測してアップルのアプリ化する様子、地域の観光課題を地元大学生が研究する活動が評価されました。プロジェクト紹介動画には丸駒温泉も登場しています。
《丸駒温泉旅館館内にある計測機器》
アップル社プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000053419.html
紹介サイト
https://www.claris.com/ja/customers/stories/chitose
【支笏湖の鏡面現象】
支笏湖の鏡面現象は風が弱く晴れた日の多い3月上旬~5月上旬に見られる。継続時間はまちまちで体系的な研究もされておらず、発生条件は詳しくわかっていない。AIを使った地域課題の解決支援に取り組む「公立千歳科学技術大の曽我聡起教授(サービス工学)の研究室」が観光資源化を図ろうと2021年から調べている。
【支笏湖の鏡面現象の次期】
鏡面現象の次期として3月上旬~5月上旬に見られることがデータとしてわかっている。
この時期は、観光地の集客としての観点からすると、春休み後~GW前の閑散期にあたるため、この時期に「鏡面現象の確立を事前予想することは」新しい集客の素材としての魅力を持つため、期待を持つ観光事業者が多い。
【研究の仕組み】
環境省がインターネットで1時間ごとに更新している支笏湖畔のモラップの映像と、同研究室がモラップと丸駒温泉旅館敷地に1カ所ずつ設置し、5分ごとに撮影している定点カメラの映像から、湖面のデータを取得する。別の場所に置いた気象観測機器で気温、湿度、風向など約10項目を計測し、AIを使った学習用ソフトに各データを入力することで、発生確率を自動算出する仕組みを目指している。
研究について丸駒温泉旅館の日生下(ひうけ)和夫社長は「(雲海発生確率を予測している)星野リゾート・トマムの『雲海テラス』のようになれば面白い」と期待する。
【湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館】
創業大正4年、北海道支笏湖畔に佇む老舗温泉旅館。展望露天風呂からは支笏湖の絶景を望めます。天然露天風呂は全国でも珍しい足元湧出湯。支笏の自然が生み出す特有の趣と歴史の年輪をにごり湯が自慢の温泉旅館。地元の幸を使用した日本料理は会席スタイル、囲炉裏スタイルと調理法にもこだわりがあります。自然、温泉、料理で現代人の疲れを癒す温泉旅館です。
電話: 0123-25-2341 (代表)
住所: 〒066-0287 北海道千歳市幌美内7番地
部屋数: 55室 チェックイン15:00~/チェックアウト~10:00
料金: 18,000円~(2名1室利用時 1名あたり/税・サービス料込)
URL: https://www.marukoma.co.jp
■記事へのお問い合わせは:丸駒温泉旅館 電話 0123-25-2341「日生下-ひうけ」まで